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健康

アスペルガーかと思って自治体の無料診断に行ってみた話

投稿日:

最近アスペルガーかと思われる人とお付き合いがありまして

セルフチェック項目を見ていて気付いたのです。

自分もアスペルガーじゃないかと

 

私がやったセルフチェックは以下のもの

【A】
・何かをするときは一人でやるほうがいい
・同じやり方を何度も繰り返し用いることが好き
・何かを想像するとき、イメージを簡単に思い浮かべることができる
・自分では丁寧に話したつもりでも、話し方が失礼だと周囲の人に言われることがある
・他のことが全く気にならなくなるくらい、何かに没頭してしまうことがある
・他の人が気がつかないような小さな物音に気がつくことがある
・車のナンバーや時刻表の数字など、特に意味のない情報に注目することがある
・相手の顔を見てもその人が考えていることや感じていることがわからない
・あることを、他の人がどのように感じるかを想像するのが苦手
・他の人の考え(意図)を理解することは苦手

【B】
・物事を行うにあたって、難所は乗り越えたのに詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことがよくある
・計画性を要する作業を行う際に、作業を順序立てるのが困難だったことがよくある
・約束や、しなければならない用事を忘れたことがよくある
・じっくり考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることがよくある
・長時間座っていなければならないときに、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることがよくある
・まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることがよくある
・つまらない、あるいは難しい仕事をする際に、不注意な間違いをすることがよくある
・直接話しかけられているにもかかわらず、話に注意を払うことが困難なことがよくある
・家や職場に物を置き忘れたり、物をどこに置いたかわからなくなって探すのに苦労したことがよくある
・外からの刺激や雑音で気が散ってしまうことがよくある

出展:https://bunshun.jp/articles/-/1959

みなさんいかがでしたか?

これはAはアスペルガー、BはADHDのチェックで、半分以上当てはまるとその傾向があるという事でした。

私は半分以上当てはまっていました。

ちょうど自分の住んでいる自治体で無料でアスペルガー診断をしてもらえるという事で行ってみることにしました。

保健所で面談の予約をする

まずは保健所で面談の予約をしてみます。

保健所というと、措置入院などのイメージがあり、なんとなく怖いイメージがあったのですが。

黄色い救急車とかね

 

意外なことにとても感じが良い対応をしていただきました。

電話で丁寧な対応をしていただき、2か月後に保健師さんに面談してもらう約束をとりつけました。

保健師の面談⇒おそらくアスペルガーである⇒精神科医の診断

という流れがあるようです。

 

保健所で面談してもらう

面談当日に備えて、保育園からの成績表が全て実家でとっておいてあったので、持って行くことにしました。

成績表にある教師のコメントが、アスペルガーの診断には重要であると聞いたからです。

それらを保健師の方に見て頂き、色々とお話をしながら面談を進めていきます。

その中で私は母親との関係の話をしました。

 

「嫌だと言っても同じことをしてくるんですね」

「最近は、会っただけで鬱気味になってしまう」

私の家族の話と言えば、だいたいこの母との関係性の話なのです。

 

保健師さん「なるほど」

「お話をお聞きしたり、通知表のコメントを見た感じですが

恐らくミネさんはアスペルガーでは無い可能性が高いです」

 

「え…そうなんですか」

 

「このままアスペルガーのテストを受ける選択肢もありますが

ちょうど親子関係の精神科の先生が来週いらっしゃいますので

そちらの面談を受けられてみてはいかがでしょう」

 

「うけます!」

 

というわけで、親子関係については、昔からの悩みの種だった私は、精神科医との面談を受けてみることにしました。

 

精神科医と面談する

精神科医との面談は、偶然翌月に面接日があるという事で1か月後に受けられることになりました。

しかし親子関係に特化したカウンセリングというものがあるのですね。

こういうものがあるという事自体を知らないと、そこまで到達できませんね…。

 

「母が、自分が鬱になるようなワードを言ってきまして

やめてくれと散々言っても止めてくれないのですよ」

「それに、LINEをシカトしていてもしつこく連絡してきて」

「連絡が来るたびに鬱っぽくなってきて、仕事にも支障が出るのでなんとかしたいんです」

 

先生「お話を聞いていると、お母さんがアスペルガーの可能性がありますね」

 

「え……」

 

母がアスペルガー、それは思ってもみない事でした。

「アスペルガー」という概念や言葉は知っていても、実際にそうだという人と自分はあまり触れあった事がありませんでした。

ですから、その事にまったく気付かなかったのですね。

 

でも、言われてみれば、母は昔から変わっていて

何を考えているのかサッパリ分からないところがありました。

 

「診察をしてみないと正確な診断は下せませんが、

お母さんにはアスペルガーの方に接するようにコミュニケーションを取ってみたらいかがでしょう」

 

というわけで、母とはアスペルガーの人に接するようにコミュニケーションを取ってみました。

具体的には、止めてほしいことがある場合には、文章で提示するなどです。

すると、徐々に関係は改善されてきたのでした。

先生ほんとうにありがとう!

無料診断を受けてみての感想

ここまで色々とアドバイスを受けて全て無料でした。

一度自治体でそのような診断を受けれないか調べてみてはいかがでしょうか。

ネックとしては平日にしか自治体の窓口は開いていない、という部分があります。

しかし、鬱になる寸前まで追い詰められているとか、日常生活に支障を来しているなど追い詰められている方は、平日休みを取っても行く価値があると思います。

長年の悩みで藁をもすがる気持ちでスピリチュアル方面や宗教方面に救いを求めたりしていたのですが

精神科や心療内科の方面が一番の近道だったとは。

昔カウンセリングを受けて高いわりに何の効果も感じられなかったことで不信感を持っていたのですが、

この分野は日進月歩の勢いで発展しているのですね。

 

今回の面談では、長年の悩みが改善されましたので、動いてみる価値はあると思います。

  • この記事を書いた人
まいん

まいん

本を読むのが至福の時間。 怪しい本や、役に立つ本が好き。 漫画も相当読む。 怪しい実験も好き。

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