実写版のアラジン見てきましたので感想書きます。
最初に言っておくと、最の高でした。
魔法の絨毯、そこ手だったんだ
アラジンを助けてくれる魔法の絨毯ですが
てなるシーンがあって、「そこ手だったんだ…」と思いました。
この手の部分は操縦桿でもある模様。
相変わらずの活躍でかわいい&かわいい
ジャファーが若くてイケメン化
なんとあの王女の婿としてはふさわしくない年齢と言われていたオッサンの大臣ジャファーが
イケメン化しておりました。アラブ系のイケメン。
ある意味アラジンよりイケメン。
これについては、賛否あるようですが、私は画面が美しくておおむね満足でした。
そして、ジャファーの追加要素が好きです。
しかしジャファーは追加要素の設定もあってかっこよく見えてしまう。
ジャスミンが結婚させられる悲壮感が薄まってしまった感もありますね。
新キャラの侍女がかわいい
アニメ派には、不安がられていたジャスミンの侍女という新キャラですが
とってもかわいくて好きなキャラになりました。
しぐさや表情がとってもキュート!
これは友情物語だ
青いウィルスミスと言われていたジーニーですが、見終わった後はジーニーの実写はウィルスミス以外考えられないくらいになっておりました。
ウィルスミスはハジけるシーンと悲しげな表情をするシーンのギャップがすごくあって
とても素晴らしい演技でした。
アラジンとジーニーの友情物語がメインテーマなのではないでしょうか。
ジーニーが自由になるシーンは、本当に泣いちゃいました。
ジャスミンのルックス、歌共に素晴らしい
ジャスミンはめちゃくちゃかわいい!
そして衣装やアクセサリーも美しいのですね。
ジャスミンのアクセサリーが重要なシーンがいくつかあるのですが、その美しさに目を奪われます。
歌も文句なしに上手です。
イアーゴ(オウム)が喋らなくなった
さて、ジャファーの友人であったオウムのイアーゴですが
こやつは普通のオウム程度の会話力になっていて、アニメほど意思の疎通ができる感じでは無くなっておりました。
実写で魔法で喋れるようになった設定もなしにペラペラしゃべれたら不自然なのでしょうがないですね。
アニメ版のそうはならんやろを改修
アニメでは「そうはならんやろ」って部分が実写では改修されていました。
たとえば、ジャスミンがパンをあげてしまうシーンは「アクセサリーとかで支払えばいいじゃん」と思っていたらそのような感じに。
ダンスと歌が最高
ダンスと歌は、もう本当に最高で、映画を見終わったその日にサントラを買ってしまいました。
特に好きなのが「アリ王子のお通り」
アラジンのダンスはキレッキレです。
そして最後のダンスも最高
字幕か吹き替えか
これは色々議論されていますが、どっちも良いと思います。
サントラ聞いた感じだと、アラジンは日本語吹き替えの方が歌上手かなあと思うくらい。
ルッキズムへの対応などポリコレ的な部分
昔のディズニー映画はアニメをそのまま実写化すると問題のある部分が多いのではないでしょうか。(人種や性別の役割など)
ジャスミンのラストにポリコレを感じるという人も居ますが、アラジンが王になりたいわけではないという需要と噛み合って無理なく展開されていると思いました。
しかし、ディズニー映画にいつも思う事なんですが、ポリコレに配慮した部分を強調しなくてもいいのに…と思わなくもないです。
もうちょっとサラっと書いてしまっていいのではないかと。
強調するところが逆に古く見えてしまうんですね。
ジャファーが美形になっているのもルッキズムへの配慮かもしれませんね。
悪者=ルックスが悪いというプロトタイプを壊そうという意図かもしれません。
ただ、ディズニー映画では悪者の歯並びがとても悪く描かれているのです。
ジャファーも意図的に歯並びが悪かったです。
こーゆー部分はほったらかしでいいのかなぁとは思いました。
ディズニー映画は古いプロトタイプを昔の作品で押し出したという部分があるので
ことさらポリコレを強調する役目がある…という意図もあるのかもしれませんね。
まとめ アラジンを「キメる」
さて、最後に色々言ってしまったアラジンですが総合では最高。
ディズニー実写化の中でも最高の傑作だと思います。
ツイッターなどでは「アラジンをキメる」と言われていますが、ダンスと踊り、ジニーの変身やド派手な表現でまさに映像ドラッグ。
私はもう1度見に行って、「アラジンをキメ」てこようと思います。